FxPro(エフエックスプロ)に属する5つの会社は世界各地でFXなどの金融商品を取引しています。
グループ設立から22年にわたって実績を積み重ね、世界各地で109以上の国際賞を受賞、さらにグループ会社が厳格なイギリス金融行動監視機構(FCA)の金融ライセンスを取得しているなど、安全性は申し分ない海外FX業者です。
出金拒否の噂もありませんが、少し前までFxProとは一切関係のないFxProを名乗る偽サイトを悪用した投資詐欺が原因で、悪い口コミが寄せられた過去もあります。
そこで本記事では、口コミの審議が難しいFxProが本当はどんな会社なのかについて解説していきます。
さらにこれからFxProを検討している方向けに口座タイプ、スプレッド、レバレッジなども詳しく解説していきます。
ぜひ、海外FX業者選びの参考にしてください。
FxProはどんな海外FX業者?
最初にFxProがどのような事業者なのか整理します。FxProグループには所在地が違う5つの会社が存在しています。
所在地 | 金融ライセンス | |
---|---|---|
FxPro UK Limited | イギリス | イギリス金融行動監視機構 (FCA) |
FxPro Financial Services Limited | キプロス | キプロス証券取引委員会 (CySEC) |
FxPro Global Markets Limited | バハマ | バハマ証券委員会 (SCB) |
FxPro Financial Services Limited | 南アフリカ共和国 | 南アフリカ金融サービス委員会 (FSB) |
Prime Ash Capital Limited | モーリシャス | モーリシャス金融サービス委員会 (FSC) |
現在、日本在住者向けのサービス提供をしているのは、モーリシャスで運営しているPrime Ash Capital Limitedです。
FxProグループは22年間にわたって業界のTOPでありつづけた企業であり、世界最大級のオンラインブローカーとして成長してきました。
TOPレベルの流動性と高度な取引プラットフォームをあわせもつFxProグループはイギリスをはじめとする世界各国で合計109以上の賞を受賞しており、直近だとBest Forex Trading Platform, 2023やBest FX Provider 2023といったFX関係を受賞しています。
日本在住者向けとして運営しているFxProの会社概要は以下のとおりです。
会社概要 | |
---|---|
運営会社 | Prime Ash Capital Ltd |
設立年 | 2006年 |
住所 | 1st Floor River Court MU, 6 St Denis St, Port Louis 11328 モーリシャス |
金融ライセンス | モーリシャス金融サービス委員会(FSC) ライセンス番号:GB21026568 |
顧客資産の管理 | 分別管理 |
取引ツール | cTrader、MT4、MT5 |
公式サイト | https://www.fxpro.jpn.com/ |
従来、日本人投資家向けのサービスはバハマのライセンスを持つFxPro Global Markets Ltdが提供していましたが、2023年2月からモーリシャスのライセンスを持つPrime Ash Capital Limitedとして最大レバレッジ1000倍のサービス提供を開始しました。
なおモーリシャスはオフショア国のためPrime Ash Capital Limitedで登録されている住所にオフィスがあるわけではなく、バハマにあるFxPro Global Markets Limitedに物理的なオフィスを構えているようです。
Prime Ash Capital Limitedでは、FxProのほかにもホワイトレーベルとしてPrime Ash Capitalという海外FX業者も運営していますが、こちらは日本在住者向けのサービスは展開していません。
FxProの安全性
FxProは、ほかのFX業者に比べ取得している金融ライセンスが多く、セキュリティレベルが高い海外FX業者として知られています。
顧客資産の管理という点でも分別管理先を明確にしているという点で安全に関する意識が高い業者だといえます。
しかし、FxProのブランドネームを無断で悪用した投資詐欺の過去もあることから良い口コミの中に悪い口コミも混在しています。
ここでは真偽の確認が取れているFxProの本当の安全性について解説します。
グループ全体で複数の金融ライセンスを有している
最初に述べたようにFxProは会社ごとに金融ライセンスを有しているため、グループ全体でイギリス、キプロス、バハマ、南アフリカ共和国、モーリシャスのライセンスを取得しています。取得が難しいとされるイギリスのライセンスを有していることから、グループ全体の安全性も高いと考えられます。
日本人が主にトレードするPrime Ash Capital Limitedが取得しているのはモーリシャスの金融ライセンスです。
モーリシャス金融サービス委員会(FSC)は2001年に設立された金融ライセンスで、金融システムの健全性や安定性の確保、金融犯罪や不正行為の抑制などに積極的に取り組んでいます。
FSCは、証券監督者国際機構(IOSCO)や保険監督者国際機構(IAIS)、国際年金監督者機構(IOPS)などに加盟し、マネーロンダリングの防止やテロ対策に関する資金供与を防ぐ国際基準に従っています。
悪質な出金拒否が一切ない
FxProに悪質な出金拒否や出金が遅いといった評判はありません。
そもそも、最初から詐欺目的で資金を集めていたわけでないかぎり、出金拒否されることはほぼありません。
出金拒否される可能性があるのは以下の事例です。
- ゼロカットの悪用
- 不正確な情報の提供
- 本人確認書類などの不備
- FxProで指定された出金方法を守らない
ゼロカットは海外FX業者の多くで導入されているルールで、顧客にとって有利な規定です。
しかし、ゼロカットを悪用すると業者であるFxProに大きな損失が発生するため、悪用が禁じられています。
不正確な情報とは、出金口座の情報や個人情報が不正確であることで、その場合は出金拒否されてしまいます。また、口座開設時の本人確認書類などに不備があると取引が取り消されてしまうため、当然、利益の出金も拒否されてしまいます。
こうした事例に当てはまらない限り、FxProで出金拒否される可能性はかなり低いといえるでしょう。
セキュリティレベルが高い
FxProはオンライン上のセキュリティを強く意識して対策を講じています。
導入している主なセキュリティ規制は以下のとおりです。
- FxProで扱うデータの暗号化
- 専門家チームによるインシデントや不規則な活動の監視
- FxPro Directの安全管理
- パスワードの適切な管理
- 2段階認証
データを暗号化することで容易にハッキングされにくくなりますし、専門家チームの監視によって不正な動作を見逃さないといった対策を実施しています。
加えて、2段階認証を導入して本人確認を徹底することでサイトや顧客資産の安全を図っています。
それだけではなくFxProを利用する顧客に対しても安全性を確保するための以下の注意喚起を行っています。
- フィッシング詐欺への警戒
- 安全なサイトからの閲覧の推奨
- ウィルスやマルウェアに対する警戒
- パスワードの複雑化
- 個人情報の非開示を要請
これらの対策はFxPro以外でも必要な対策ですので、ネットで資金を動かす際は十分注意するべきポイントです。
分別管理で顧客資産を保護
FxProでは顧客資産の分別管理を実施しています。
多くの海外FX業者も分別管理を行っていますが、顧客資産の預け先を明示していないことも少なくありません。
FxProの場合、顧客資産はバークレイズやロイヤル バンク オブ スコットランドといった世界的な銀行に預けられています。
FxProがBarclays PLC, Julius BaerとScotland国家銀行という大銀行と協力している。
引用:パートナリスク削減|FxPro
分別先が明確であるため顧客資産に関しては高いレベルの安全性を有しているといってよいでしょう。
数々のスポーツチームのスポンサーとなっている
FxProは数々のスポーツチームのスポンサーとして資金を拠出して3つのF1レーシングチームや主要なサッカークラブにも出資したことがあり、22以上のイベントに関わっています。
この事実は、FxProが資金を定期的にスポーツチームに拠出できる安定した企業であることを意味しています。
主な拠出先は以下のとおりです。
- マクラーレン(F1)現在
- ヨットクラブデモナコ(ヨットクラブ)現在
- ベゼターリングチーム(セーリング)現在
- ワトホードFC(サッカー)
- アストン・ヴィラ FX(サッカー)
- IRCラリー(自動車)
- BMW Sauber(F1)
- スーパーラグビー(ラグビー)
スポンサーになるには、経営状況の審査が厳しいのはもちろん、スポーツ主催者に対して行う資金・サービス面での支援も必要なので潤沢な資金がある企業しかなることができません。
このような条件をクリアしているFxProは真っ当な経営をしている海外FX業者といえるでしょう。
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FxProの取引口座の種類
FxProの取引口座は全部で3つあります。
スタンダード口座 | Raw+口座 | |
---|---|---|
取引ツール | cTrader MT4 MT5 FxPro Platform | cTrader MT4 MT5 FxPro Platform |
基本通貨 | JPY USD EUR GBP AUD | JPY USD EUR GBP AUD |
初回入金額 | 100ドル | 1,000ドル |
取扱銘柄 | FX 貴金属 エネルギー 仮想通貨 株価指数 株式 | FX 貴金属 エネルギー 仮想通貨 株価指数 株式 |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
スプレッド | 狭い | 非常に狭い |
取引手数料 | – | 7ドル/往復 |
1ロットあたり | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
ロスカット | 20% | 20% |
ゼロカット | ○ | ○ |
FxProには開設条件のないスタンダード口座・Raw口座+に加えて、一定の入金額以上の方が利用できるエリート口座があります。
3つの口座とも最大レバレッジは1000倍であり、取扱銘柄や基本通貨も同じが、スプレッドや取引手数料、初回入金額、最低取引単位などで違いが見られます。
また開設条件付きのエリート口座はRaw+口座と取引条件はまったく一緒ですがエリート口座には取引ロット数に応じたキャッシュバックがあります。
それではそれぞれの口座の特徴をひとつひとつ見ていきましょう。
スタンダード口座
- 取引手数料が無料
- 初回入金額が100ドルと最も安い
- スプレッドが変動しにくい
スタンダード口座の特徴は取引手数料が無料であることです。
Raw+口座・エリート口座では片道3.5ドル(往復7ドル)の取引手数料がかかるため、USDJPYやEURUSDなどの流動性が高い通貨ペアを取引する場合は、スタンダード口座のほうが取引コストを下げられる可能性があります。
初回入金額が100ドルであるため、規模が小さい取引から徐々に慣れていきたいという方や取引手数料を気にせず取引したい方にスタンダード口座がおすすめです。
他の口座に比べてスプレッドが変動しにくいという特徴もありますが、経済指標の発表や要人発言など市場全体が大きく動いて流動性が低くなる時はスプレッドが広がるので注意しましょう。
Raw+口座
- スプレッドがかなり狭い
- 往復7ドルの取引手数料が発生
- 初回入金額が1,000ドル
Raw+口座はスタンダード口座と比べてスプレッドがかなり狭く設定されている口座です。
最狭スプレッドは0.0pips、平均スプレッドでも0.2pipsに設定されているため、かなり低コストで取引できます。
スプレッドが大きく設定されやすいマイナー通貨を扱う場合は取引手数料を差し引いてもRaw+口座の方がお得です。
メジャー通貨以外の通貨ペアを扱いたい方やある程度まとまった資金をFXに投入できる方、スプレッドを気にせずトレードしたい方はRaw+口座での取引が向いています。
ただし、初回入金額が1,000ドルで設定されていますので、少額取引を考えているならスタンダード口座の方がよいでしょう。
エリート口座
- 初回入金額が直近2ヶ月で30,000ドル以上
- 最低取引単位が10,000通貨
- 1ロットあたり1.5ドルのキャッシュバックがある
エリート口座は大口取引を行う投資家向けの口座です。
基本的な取引条件はRaw+口座とあまり変わりませんが、入金額や最低取引単位、キャッシュバックの3点で違いがあります。
エリート口座を維持するには直近2ヶ月で30,000ドル以上を入金しなければなりません。1ドル150円換算であれば、450万円を入金しなければ口座が維持できないことになります。
最低取引単位はスタンダード口座やRaw+口座の10倍である10,000通貨となっていますので、エリート口座で少額投資は完全に不向きな口座です。
そのかわり、1ロットあたり1.5ドルのキャッシュバックが見込めるという大口取引ならではの優遇措置もあります。
海外FXでまとまった金額を動かしたい人のための口座です。
FxProの特徴
FxProは世界各地で事業を拡大し、現在は5つの会社がそれぞれの国の金融ライセンスを取得して投資家の取引をサポートしています。
ここではFxProの特徴として以下の点を取り上げます。
- 最大レバレッジが1000倍
- 最狭スプレッドは0.0pips
- 豊富な取扱銘柄:仮想通貨もOK
- 約定速度が速い
- ゼロカット保証をしている
- 4つのプラットフォームで取引可能
- 出金対応がスピーディ
- 入金方法のバリエーションが豊富
それぞれの特徴についてみてみましょう。
最大レバレッジが1,000倍
FxProはどの口座でも最大レバレッジ1,000倍に設定されています。
以前のFxProの最大レバレッジは200倍でしたが、モーリシャスの金融ライセンスに変わってから最大レバレッジは1000倍となりました。
25倍までしかレバレッジをかけられない国内FX業者はもとより、ハイレバレッジをかけることができる他の海外FX業者と比べても遜色ないレベルになったといえるでしょう。
ただし、レバレッジの高さは諸刃の剣でもありますので、自分の許容リスク以上のレバレッジをかけすぎないよう注意しなければなりません。
最低スプレッドは0.0pips
FxProの口座ごとのスプレッドは以下のとおりです。
スタンダード口座 | Raw+口座 | エリート口座 | |
---|---|---|---|
最低スプレッド | 1.2 pips | 0.0 pips | 0.0 pips |
平均スプレッド | 1.6 pips | 0.2 pips | 0.2 pips |
上記のスプレッドが適用されるのはEURUSD、GBPUSD、USDJPYの3つの通貨ペアです。
とくに注目されるのはGBPUSD、ポンドドルのスプレッドが他のFX会社と比較してもかなり割安なことです。
最低スプレッドはRaw+口座やエリート口座の0.0pipsで、平均スプレッドでもわずか0.2pipsとかなり低コストで取引できることがわかります。
手数料である往復7ドルをpips換算しても0.7pipsであるため、合計取引コストは0.7〜0.9pipsに過ぎません。
豊富な取扱銘柄
FxProでは70以上のFX通貨ペアや金・銀・プラチナなどの貴金属CFD、ビットコインCFDやイーサリアムCFDなどの仮想通貨CFDを取り扱っています。
それらに加えてダウ平均やナスダック、日経平均、ヨーロッパ主要国の株価指数CFD、欧米各国の主要企業のCFD、原油や天然ガスなどのエネルギー資源のCFDまで幅広く取り扱っています。
取り扱っている銘柄は2,100を超えており、幅広い金融商品を扱っているためあらゆるチャンスに投資できるというメリットがあります。
約定速度が速い
FxProの特徴のひとつに約定速度の速さがあります。
公式サイトには約定平均時間が13ミリ秒(0.013秒)未満であることや、1秒間に最大7,000件の注文を執行できることなどが示されています。
2023年の取引実績を見てみると、成行注文の84%以上が指定された価格やそれ以上の価格で約定しています。
スピードに関しては、ほとんどの取引が12ミリ秒(0.012秒)未満という超高速で処理され、1秒あたり最大3,468件の取引を実現しています。
ゼロカットシステムを保証している
FxProでは全ての口座でゼロカットシステムを保証しています。
ゼロカット保証とは口座の残高以上の損失が発生した場合、口座残高が自動的に0にリセットされる仕組みのことで、マイナス分はFxProで負担します。
国内FX会社は金融証券取引法第39条の「損失補填(ほてん)等の禁止」の規定により、顧客の取引で発生した損失をFX会社がカバーするゼロカット保証を禁じられています。
そのため、国内FXで大幅な相場変動により証拠金がマイナスになった時は損失分の証拠金を追加でFX会社に納める追加証拠金(追証)を納めなければなりません。
FxProはゼロカットシステムを導入しているため、顧客が証拠金以上の損失を負担しなくて済みます。
証拠金に関しては明らかに海外FXの方がローリスクといえるでしょう。
4つのプラットフォームで取引できる
FxProでは4つのプラットフォームで取引することができます。
MT4 | MT5 | cTrader | FxPro Platform | |
---|---|---|---|---|
対応デバイス | Web / Mac / Windows / iOS / Android | |||
注文方法 | ワンクリック – 分割決済 – | ワンクリック 一括決済 分割決済 – | ワンクリック 一括決済 分割決済 建玉変更 | ワンクリック 一括決済 分割決済 – |
インジケーター | 31種類 | 37種類 | 67種類 | 50種類 |
チャートの種類 | バー ロウソク足 ライン – – – | バー ロウソク足 ライン – – – | バー ロウソク足 ライン ドット エリア HLC | バー ロウソク足 ライン ドット – HLC |
時間足 | 9種類 | 21種類 | 26種類 | 15種類 |
日本語 | ○ | ○ | ○ | ✕ |
経済カレンダー | × | ○ | ○ | ○ |
MT4は、2005年以来、世界各地で使用されてきたメジャーな取引プラットフォームです。自動売買(EA取引)が可能で、数多くのテクニカル指標を使用できるため20年近くが経過した現在でも多くのユーザーがいる取引ツールです。
MT5は、MT4の主要機能を組み込んだ後継プラットフォームで、MT4よりも幅広い金融商品をサポートしています。
cTraderは、短期取引で支持されています。MT4やMT5と同じようにEAによる自動取引ができ、67種類のインジケーターを駆使できることから短期売買の指標を見つけやすいツールです。裁量トレーダーであれば、cTraderをおすすめします。
FxProで独自に提供しているツールがFxPro Platformです。インジケーターの数がMT4やMT5以上あることやグラフの種類が豊富であるため、売買移民具を見つけやすいというメリットがあります。しかし、自動売買用のEAが使えないため、自動売買を重視するなら他のプラットフォームを使用したほうがよいでしょう。
スマホでの取引ができる
FxProはAndroidにもiOSにも対応しているため、スマホを使った取引が気軽に実行できます。
スキャルピングのように取引頻度が多い人であれば、スマホで直観的に取引できることは大きなメリットとなるでしょう。
両建て取引ができる
FxProは、同一口座内であれば両建て取引を認めている海外FX業者です。買いポジションと売りポジションを同時に持つことでリスクを減らすことができますが、他の業者との両建てはおすすめできません。
なぜなら、FxPro以外の他の業者が両建てを禁じている可能性があるからです。
両建てする場合は、可能な限りFxPro内で行うようにし、他の業者と行わざるを得ない場合はもう一つの業者の規約をしっかり読み込んで両建てを禁止していないか調べなければなりません。
デモ口座がある
FxProはデモ口座を利用してリアル口座を開設する前にトレードやツールの使い方を練習できます。
デモ口座はノーリスクでさまざまな取引ができるため、資金管理の練習などに向いています。
FxProのデモ口座は全てのプラットフォームで180日間利用可能です。実際のトレードの価格を使用したデモトレードであり、全てのプラットフォームで180日無料で利用可能です。
入金方法のバリエーションが豊富
FxProの入金方法は全部で5つです。
国内銀行送金 | クレジットカード | bitwallet | STICPAY | 仮想通貨 | |
---|---|---|---|---|---|
反映時間 | 3~5営業日 | 10分以内 | 10分以内 | 10分以内 | 10分以内 |
最低入金額 | 1,000円 | 10,000円 | 5,000円 | 20ドル | 上限なし |
対応通貨 | 日本円 – – – | 日本円 米ドル ユーロ ポンド | 日本円 米ドル ユーロ – | – 米ドル – – | USDT BTC ETH LTC |
FxProで入出金するためには以下のルールを守らなければなりません。
- 入金する際の名義は必ずFxProの口座と同一名義にする
- 入金額までの出金はどの入金方法でもOK
- 入金額以上の出金(取引による利益)はどこにでも出金可能
国内銀行送金
国内銀行送金のメリットはネットバンキングなどから気軽に入金できることです。新たに口座を開く必要もないため、はじめてFxProを利用する方でも比較的容易な方法だといえます。
デメリットは銀行への振込手数料が自己負担となることや入金が反映されるまでの時間がかかること、日本円以外の入金ができないことの3つです。
bitwallet
bitwalletはオンラインで資金をやり取りできるオンラインウォレットの一種で、FxProの利用者の多くが活用している入出金方法です。
bitwalletを利用する場合、bitwalletのアカウントを新規で作成しなければなりません。入金が10分以内に反映される点や24時間365日利用可能な点などがbitwalletの大きなメリットです。
しかし、bitwalletへの入金や出金に手数料が発生してしまいます。
クレジットカード
クレジットカードも10分以内に入金が反映されるという点で利便性が高い入出金方法です。
しかし、クレジットカードを利用する場合は以下の点に注意しましょう。
- カードによっては入金できない可能性がある
- 出金に時間がかかる
- 入金額以上の出金ができない
FxProに対応している国際ブランドはVISAとMastercardであり、それ以外の国際ブランド、たとえば日本で利用者が多いJCBなどは対応していません。またクレジットカードを使った出金は返金扱いとなるため、他の方法に比べて出金に時間がかかります。しかも、入金した金額以上の出金(FXの取引で得た利益の出金)などはできないため、他の出金方法を使わなければなりません。
STICPAY
STICPAYは2017年に設立されたオンライン決済サービスで、世界中のATMから現金を引き出せたり、レストランや店舗での決済をしたりといった場面で活用できます。
STICPAYもbitwalletと同じように入金が短時間で反映され、24時間365日利用できるというメリットがあります。
しかし、利用時にSTICPAYアカウントを作成したり、入金時に手数料が発生したりといったデメリットがあります。
仮想通貨
保有している仮想通貨をFxProの口座に入金することもできます。
入金可能な仮想通貨はUSDT、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)の4種類です。
仮想通貨のウォレットを持っている方であれば、仮想通貨を利用してもよいでしょう。
FxProの注意点
FxProはスプレッドの狭さや約定速度の速さ、ゼロカット保証など投資家にとってメリットが多い海外Fx業者であることがわかりました。
しかし、利用する際の注意点がいくつかあります。
ここでは以下の3つの注意点を取り上げます。
- 常設ボーナスがない
- 日本語の説明がやや不自然
- かつて、日本から一時撤退したことがある
それぞれの内容についてみてみましょう。
常設ボーナスがない
FxProのデメリットの一つに常設ボーナスがないという点があげられます。
海外FX会社が提供するボーナスは大きく分けて口座開設ボーナスと入金ボーナスに分けられます。
FxProはどちらのボーナスも提供していないため、ボーナス狙いの方にはあまりお勧めできません。
現在の状況から判断すると、今後も実施する可能性は低いと考えられます。
しかし、FxProはスプレッドがほとんどない状態で取引できるRaw+口座や取引量に応じて1ロットあたり1.5ドルのキャッシュバックが得られるエリート口座があるため、ボーナスがないことでのデメリットを上回るメリットがあるといえます。
また、キャンペーンによる支出が抑えられれば設備投資や企業としての利益に回せるため、一概にマイナスとは言い切れません。
日本語の説明がやや不自然
FxProの公式サイトを見るとわかりますが、説明が基本的に英語もしくは英語を直訳したような日本語です。
そのため、文章の内容がわかりにくく、はじめて利用する人にとってはハードルが高く感じるかもしれません。
最近はGoogle翻訳のような無料で英文を翻訳してくれるサイトがあるため、英文であってもある程度意味がつかめます。
また、実際トレードする際は数字やインジケーター、EAなどを使うためサイト自体の日本語説明にあまり頼る必要がありません。
ツールの使い方が不安であれば、デモ口座を使って練習することで不安を解消できるでしょう。
ただ、いざとなった時に日本語対応が不安である点は否めないため、日本語サポートを優先するなら別な海外FX業者を利用したほうがよいでしょう。
かつて、日本から一時撤退したことがある
FxProは、以前に日本進出を果たしていましたが、2011年4月に一度撤退しています。
撤退の理由は金融庁からの指導で、撤退発表が突然だったことからポジションの強制決済などで大きな損失を被った投資家もいます。
そのため、損失を受けた投資家から多くのクレームが寄せられました。
2013年3月から金融ライセンスをバハマに切り替えて日本でのサービスを再開しましたが、突然撤退したという過去があるため、投資家からの不信感を完全に払しょくできていないかもしれません。
FxProの口コミ
ここからはFxProを利用している投資家の口コミを取り上げます。
ボーナスがない点については批判されてもおかしくないのですが、一部のトレーダーからは肯定的な意見も上がっているようです。
日本語対応についてはかなり不安があり、現在でもサイトの一部は英語のまま表記されます。
公式サイトの日本語を見てもGoogle翻訳をそのまま当てはめているような文が散見されます。
日本語サポートはあまり期待しない方がよさそうです。
まとめ
今回は世界各地に事業拠点を設け、日本人でも投資可能なFxProについて解説しました。
欧米で数々の賞を受賞していることや、複数の金融ライセンスを持っていること、セキュリティレベルが高いことなどがよくわかりました。
最大レバレッジは1,000倍で他のFX業者と比べても、それほど不利ではありません。
しかし、常設ボーナスが少ない点や日本語説明が不自然である点などに注意が必要です。
また、金融状況の激変などにより、過去と同じように突然撤退しないとは言い切れません。
FxProを利用する際は、情報をしっかり集めてどのような状況でも対処できるように心構えをしておくことが大切です。
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