AXIORY(アキシオリー)は、高速サーバーで約定力99.99%と業界一の約定力を誇っているほか、最大レバレッジ1000倍、非常に狭いスプレッドで取引できるなど多くのメリットがある海外FX業者です。
一方で、出金スピードや、サポート対応、ボーナスキャンペーンの充実度など、実際に使っている人のリアルな口コミも気になっているのでは無いでしょうか。
本記事ではベリーズの金融ライセンスを有する、AXIORYの安全性や口座の種類から、主な特徴、注意すべき点などについて解説します。
ぜひ、海外FX業者選びの参考にしてください。
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AXIORYはどんな海外FX業者?
最初にAXIORYがどのようなFX業者なのか整理します。
会社概要 | |
---|---|
運営会社 | Axiory Global Ltd. |
設立年 | 2011年 |
住所 | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A |
金融ライセンス | ベリーズ金融サービス委員会(FSC) ライセンス番号:000122/405 |
顧客資産の管理 | 分別管理 The Financial Commissionに加盟 |
取引ツール | cTrader、MT4、MT5 |
公式サイト | https://www.axiory.com/jp |
AXIORYは、2011年に設立された海外FX業者です。
もともと2007年にFXのインフラシステムを開発する会社としてスタートしており、システム開発から見えたトレーダーのあらゆる不便さを解消するため、これまでのノウハウを活かした後にFX事業をスタートしました。
実はあまり知られていませんが、AXIORYでは2013年に、MultiTraderというMetaTrader4をPAMMのツールに変えるソフトウェアも開発しています。
AXIORYの本社はベリーズにあります。
ベリーズは中米にある島国で、日本の四国地方よりやや大きいほどの面積です。1981年にイギリスから独立した比較的あたらしい国ですが、英語が通じ、治安が良いことから観光地としても人気の国です。
そんなベリーズはオフショア国のため、登記はベリーズにありつつベリーズ国外での事業(いわゆる、ペーパーカンパニー)を認めていますが、AXIORYは登記住所に物理的な営業所を構えて事業しています。
いまでは日本国内でも珍しくない登記のみのペーパーカンパニーですが、登記住所に物理的なオフィスを構えるAXIORYに好意的な印象を持つ方も多いです。
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CEO&ディレクターはFX業界を代表する専門家
ロベルト・アンブロジオ
ディレクター兼CEO
多くの世界的な大手ブローカー企業のシニアマネージャーとして、主にリスク管理を専門とし、立ち上げから主要部門の管理まで幅広く従事。コンプライアンス、金融サービス法、さらにはヨーロッパや世界各国の規制に関する専門知識を持つとともに、FX業界で広く知られています。
同時に、システムトレードのエキスパートとしても活躍し、ヘッジファンドやリスクマネジメントの顧問のほか、世界各地で投資に関するセミナーを行うなど、業界のトップリーダーとして注目されています
ジュリア・オリバ
ディレクター
2009年から金融業界に身を置き、豊富な経験を持つFXディレクターです。
IFSC(International Financial Services Commission)のライセンスルールに基づき、ビジネス開発に従事しています。法的な観点やコンプライアンスの観点から会社の規制方針を策定し、規律に従った経営で事業を成長させる役割を果たしています。
AXIORYの安全性
AXIORYは安全性や透明性が高い海外FX業者として知られています。
AXIORYは高いセキュリティ能力をもつだけではなく、取引データやコストの公開を通じて透明性を担保している事業者です。
ここでは、AXIORYの安全性について解説します。
ベリーズの金融ライセンスを有している
AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会(以下、FSC)のライセンスを取得しています。
ベリーズはオフショア国のため、登記住所に物理的な会社を構える必要がないことから安易に取得できる金融ライセンスとも言われていますが、AXIORYは物理的なオフィスを構えていることから少なからず運営母体が確認できる安全な会社だといえます。
FSCの金融ライセンスを取得するには、クライアントの資金を分別管理することや月次報告書を提出することなどが義務付けられています。
具体的なFSCの規制内容は以下のとおりです。
- 最低資本金が50万ドル(約7,000万円)以上
- ユーザー資産と業者の資本金を分別管理
- トレード収支と資本金の推移などを毎月報告
- 顧客からの苦情対応ができることを示す など
The Financial Commissionに加盟
FSCは金融ライセンスを保持する事業者に対してコンプライアンスの遵守を求めるだけではなく、The Financial Commissionに加盟して投資家とブローカーとの紛争解決のための仲裁や損害補償の仕組みを整えています。
具体的には、The Financial Commissionに加盟した海外FX業者のトレーダーに以下が保証されています。
紛争の無償仲裁と決定
AXIORYは、お客様(トレーダー)との紛争解決において、無償で仲裁を行い、公正な判断を下します。お客様からのThe Financial Commissionへの苦情がある場合、The Financial Commissionは1〜2週間以内に調査し、判断を下します。
実効性のある規制
The Financial Commissionは、紛争の要因を調査し、加盟会社が悪質な行為を行った場合、厳格で永続的な規制と処分を実施します。
損害保証(特別補償基金)
The Financial Commissionが処分した内容に従わない場合、加盟会社は、1つの苦情につき最大20,000ユーロまで、特別補償基金から直接お客様に損害を補償されます。
分別管理で顧客資産を保護
AXIORYは顧客の資産を会社の資産と分離して管理、保護しています。
会社の資産と顧客の資産を分離して管理する仕組みを分別管理といいますが、AXIORYが会社の資産と顧客の資産が完全に分離しているのに加えThe Financial Commissionにも加盟しているため、AXIORYの経営が破綻しても顧客資産を守ることができます。
出金拒否がなく対応が早い
AXIORYは、透明性の高い運営を心がけており、安心して入金できる海外FX業者ですがもちろん出金の速さも申し分ありません。
これまで悪質な出金拒否は一切なく、悪い噂もないことから名誉あるベストブローカー賞も多数受賞しています。
高いセキュリティレベル
AXIORYは高いレベルのセキュリティ能力で悪意のある第三者によるハッキングから顧客の資産を守っています。
具体的には2ステップ認証の採用やデータの最高レベルでの暗号化、頻繁に実施されるハッキングテストなどで顧客資産を守っています。利用者からパスワードなどの情報を抜き取るフィッシングの対策にも余念がありません。
AXIORYのセキュリティチームは常にフィッシングサイトを監視し、それらのサイトに対して法的措置をとっています。同時に、注意すべきフィッシングサイトを見つけた場合は利用者に対して注意喚起のため連絡しています。
ヒストリカルデータの公開
自動売買のプログラムであるEAの効果を測るバックテストではヒストリカルデータが用いられます。ヒストリカルデータがあれば過去の相場を再現できるため、EAの効果を正確に測定できるのです。
AXIORYは公式サイトでMT4やMT5向けのヒストリカルデータを提供しています。これらを使うことで、FXの有力な取引手段であるEAの効果を正確に測定して取引に適用しリスク回避ができるでしょう。
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AXIORYの取引口座の種類
AXIORYの取引口座は全部で5つあります。
マックス口座 | スタンダード口座 | |
---|---|---|
取引ツール | cTrader MT4 – | cTrader MT4 – |
基本通貨 | JPY USD EUR | JPY USD EUR |
取り扱い銘柄 | FX 貴金属 エネルギー 株価指数 – – – – | FX 貴金属 エネルギー 株価指数 – – – – |
レバレッジ | 1000倍 | 400倍 |
スプレッド | 狭い | 狭い |
取引手数料 | – | – |
1ロットあたり | 10万通貨 | 10万通貨 |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
ロスカット | 0% | 20% |
ゼロカット | 〇 | 〇 |
マックス口座
- cTrader MT4 対応
- スキャルピング向き
マックス口座の特徴は最大レバレッジが1,000倍とAXIORYで最も高い設定となっていることです。マックス口座のマージンコールは30%、ロスカットは0%に設定されているため、やすやすとロスカットされない水準となっています。
そのため、レバレッジを生かしたトレードがしやすい環境であるといえるでしょう。取引手数料の設定が無料だという特徴があるため、数分、数秒単位で取引を繰り返すスキャルピングやデイトレードにも適した口座です。
スタンダード口座
- cTrader MT4 対応
- 1番人気
スタンダード口座はAXIORYが提供する口座の中で最も標準的なものであり、投資初心者からプロトレーダーまで、多くの人が使いやすいよう設計されています。
スタンダード口座の特徴はFX通貨ペアの手数料が無料であることと、他社と比較してスプレッドが狭いことです。取引量が多いクロス円(USD/JPY・EUR/JPY)やEUR/USDといったメジャー通貨の取引において、顧客にとって有利なスプレッドを提示しています。
ナノ口座
- cTrader MT4 対応
- 中級者以上におすすめ
ナノ口座の特徴はスプレッドが業界最狭水準であることです。スキャルピングや大口トレードなどで大きなメリットがあります。
ナノ口座に向いているのは取引プラットフォームとしてcTraderやMT4を使用している方です。
短期売買で便利なcTraderを使っている方もナノ口座が向いています。cTraderの特徴については後ほど詳しく説明します
。ただし、1ロットあたりの手数料が往復6ドルかかりますので注意が必要です。テラ口座
- MT5 のみ対応
- 中級者以上におすすめ
テラ口座の取引条件(レバレッジやスプレッドなど)はナノ口座とほぼ同じですが、プラットフォームがMT5のみとなっています。マックス口座やスタンダード口座はMT4対応ですので、MT5で取引したい方はテラ口座かアルファ口座を利用する必要があります。
MT5はMT4よりも動作スピードが早く時間足の種類が多いことや板情報が見れることなどのメリットがあるため、MT4より裁量トレードに向いています。MetaTraderを用いてスピード感がある裁量取引をしたいのであれば、テラ口座を選択するとよいでしょう。
日本株CFDを扱っているのもテラ口座だけですので、日本株中心でトレードしたい方もテラ口座がよいでしょう。ただし、ナノ口座とおなじく往復6ドルの取引手数料がかかるので、取引コストとして計算に入れておきましょう。
アルファ口座
- MT5 のみ対応
- 現物株式とETF専用
アルファ口座は現物株式やETFの取引に特化した口座で、レバレッジが1倍に設定されています。米国や欧州の市場に上場しているグローバル企業の現物株式やETFをトレードできます。MT5にも対応しているため、現物株式でスピーディな裁量トレードをしたい方に向いた口座といえます。
しかし、一定の手数料がかかる点やレバレッジ取引ができない点、デモ口座がない点などに注意が必要です。
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AXIORYの特徴
AXIORYは2011年の開設以来、順調に事業を拡大してきた海外FX業者です。事業を拡大できたのはAXIORYがいくつもの面で優れた特徴を持っていたからです。
ここではAXIORYの特徴として以下の点を取り上げます。
- 最狭スプレッドは0.0pips
- スタンダード口座の取引手数料が無料
- 約定率99.99%
- 400種類以上の取引商品
- 3つのプラットフォームで取引可能
- NDD方式を採用
- ゼロカット保証
- 最大レバレッジは1000倍
- 入出金方法が豊富
- 困ったときは日本語サポートデスクが対応
それぞれの特徴についてみていきましょう。
最狭スプレッドは0.0pips
AXIORYは業界トップクラスの最狭スプレッドで取引できます。これまで紹介した5つの口座のうちナノ口座とテラ口座の最狭スプレッドは0.0pipsであるため、スプレッドをほとんど気にせずにトレードできます。
以下に示すのは2024年4月6日にAXIORYの公式サイトで提示されていたスプレッドです。
スタンダード口座 | ナノ口座・テラ口座 | |
---|---|---|
USDJPY | 2.3 | 1.6 |
EURJPY | 3.8 | 2.6 |
GBPJPY | 5.0 | 3.8 |
AUDJPY | 5.0 | 3.5 |
EURUSD | 1.8 | 0.9 |
実際に0.0pipsになることは多くありませんが、それでもスタンダード口座に比べるとスプレッドは狭く設定されています。
いずれの通貨ペアでもナノ口座・テラ口座のスプレッドはスタンダード口座よりも狭いことがわかります。これに往復の手数料6ドル(0.6pips)を加算してもナノ口座やテラ口座の方が低コストであることがわかります。
少しでも取引コストを抑えたい場合はナノ口座・テラ口座をおすすめします。
取引コストが低い
FX取引で顧客が負担するべき主なコストは取引手数料とスプレッドです。AXIORYのマックス口座とスタンダード口座の取引手数料は無料です。
ナノ口座とテラ口座は1ロット(100,000通貨)の往復で6ドル(片道3ドル)の取引手数料がかかりますが、他の業者の取引手数料が7ドルから10ドルで設定されていることを踏まえると決して高くはありません。
AXIORYの取引手数料をもう少し掘り下げてみましょう。
注文数(片道) | 通貨量 | 取引手数料 |
---|---|---|
0.01ロット | 1,000通貨 | 0.03ドル |
0.10ロット | 10,000通貨 | 0.3ドル |
0.50ロット | 50,000通貨 | 1.50ドル |
1.00ロット | 100,000通貨 | 3.00ドル |
10.00ロット | 1,000,000通貨 | 30.00ドル |
上記の手数料は片道ですので、2倍すると往復の手数料となります。
デイトレードやスイングトレードなど取引回数が少ない場合は取引手数料が無料のマックス口座・スタンダード口座を、頻繁に取引するスキャルピングの場合はナノ口座やテラ口座を利用するといった使い分けをすることで取引コストを節約できるでしょう。
約定率99.99%
AXIORYが高い約定率でトレードできる理由は、信頼性の高いサーバーを利用していることと世界最大の金融インフラであるエクイニクス社のバックボーンを利用しているからです。
注文したとおりに取引が成立することを約定といいますが、約定率が高い業者は取引を正確に成立させる能力があるといえます。約定力が低いと自分が意図したレートで取引できない可能性があり、短期売買で損失を出す可能性があります。そうしたリスクを最小限に止めるには約定率が高いFX業者を選ばなければなりません。
AXIORYが公開している約定率は99.99%であり、ほぼすべての取引を成立させる約定力を持っているため約定拒否されないことを意味します。
約定に関するもう一つの指標としてスリッページ率があります。スリッページとは顧客の注文と実際の約定したレートとの差のことですが、AXIORYの約定取引のうちスリッページ率ゼロの割合は62.25%、前後0.1pipsを含めると83.07%以内に収まっています。
スキャルピングにおけるスリッページの許容幅は0〜0.3pipsであることを踏まえると、かなり優秀なスリッページ率だということがわかります。
400種類以上の取引商品
AXIORYでは、為替通貨ペア(FX)のほかリスクヘッジしやすい貴金属や株式を1つの口座ですべて取引できます。つまりAXIORYで口座開設するだけで複数のFX業者や証券会社の口座を開設する必要がないのです。
AXIORYでは以下の7種類の金融商品を取り扱っています。
- FX
- 貴金属CFD
- エネルギーCFD
- 株式CFD
- 株価指数CFD
- 現物株式
- ETF(上場投資信託)
それぞれの商品の特徴をチェックします。
FX
AXIORYでは日本円・米ドル・ユーロといったメジャー通貨だけではなく、60以上の通貨ペアをトレードできます。ハンガリーのフォリントやポーランドのズロチ、イスラエルの種けるといったマイナー通貨のペアも取引できます。東京、シンガポール、ロンドン、ニューヨークといった世界価値の主要市場が開いているときに随時取引できるため、取引チャンスを最大限生かすことができるでしょう。カラ売りもできるため下落相場でも利益をあげられます。
株式CFD
AXIORYでは原資産に連動した株式CFDの取引ができます。実際に株を保有しない差金決済取引であるため、レバレッジを生かした少額での取引が可能です。アップルやボーイング、キャタピラーなどのダウ銘柄に選ばれているような有名企業の株式をCFDで取引できます。
株価指数CFD
日経平均やダウ平均、ナスダック、S&P500といった株価指数のCFDに投資することもできます。ドイツのDAXやイギリスのFTSE、ユーロ圏の優良銘柄で構成されたSTOXX50等にも投資できるため、日本に居ながらにして世界各地の優良企業にまとめて投資可能です。
エネルギーCFD・貴金属CFD
エネルギーCFDで取り扱っているのはWTI原油、ブレント原油、天然ガスの3種類です。貴金属の投資対象は金、銀、パラジウム、プラチナの4種類です。いずれも世界経済に大きな影響を及ぼす指数で、投資対象として有望です。とくに金は市場全体が値下がりしている局面で上昇することが多いためリスクヘッジとして有効に活用できます。
現物株式・ETF(上場投資信託)
アルファ口座を開いていれば現物株式やETFのトレードが可能です。取り扱っている現物株式は120以上あり、ETFも60以上の銘柄を扱っています。CFDと異なりレバレッジを生かした取引はできませんが、海外株式の現物やETFを保有したい方のニーズを満たすことができます。
入出金はライトッステージとフルステージがある
AXIORYはオンラインだけで口座開設手続きが完了します。リアル口座は以下の2つのステージに分かれており、ステージによって入出金の条件が異なります。
ライトステージ | フルステージ | |
---|---|---|
入金額 | 120,000円まで | 無制限 |
出金額 | 無制限 | 無制限 |
入出金方法 | 国内銀行送金 クレジットカード デビットカード STICPAY – NETELLER Skrill | 国内銀行送金 クレジットカード デビットカード STICPAY PayRedeem NETELLER Skrill |
提出書類 | 本人確認書類 – – | 本人確認書類 現住所確認書類 セルフィ(自撮り) |
※NETELLER(ネッテラー)・Skrill(スクリル)は日本在住の方は利用できません
ライトステージ登録後にフルステージにアップグレードすることもできますが、最初から入金額無制限で取引したい場合は、フルステージで登録したほうがよいでしょう。
なおライトステージからフルステージにアップグレードする手順はオンライン上で申請するだけなのでとっても簡単です。取引量などの条件もないためどなたでもフルステージへアップグレードできます。
3つのプラットフォームで取引可能
AXIORYではMT4、MT5、cTraderの3つのプラットフォームで取引できます。
cTrader | MT4 | MT5 | |
---|---|---|---|
対応口座 | マックス スタンダード ナノ – – | マックス スタンダード ナノ – – | – – – テラ アルファ |
マックス口座、スタンダード口座、ナノ口座で取引する場合はcTraderかMT4、テラ口座かアルファ口座で取引する場合はMT5を選択してください。
これらのプラットフォームの中で聞きなれないのはcTraderではないでしょうか。cTraderはwindowsやMac、Linuなどに対応しiPhoneやAndroidでも利用できる汎用性が高いプラットフォームです。
cTraderはユーザーが使いやすいデザインで、約定機能が高く使いやすいツールです。板情報や各種のインジケーターなどが使用できるため、短期取引で必須のテクニカル分析がしやすいというメリットがあります。
約定スピードに関してはMT4やMT5よりも早いという評価もあり、裁量トレードでスキャルピングをするといった用途で活用できます。
EAの取り扱いがMT4よりも少ないという弱点こそありますが、AXIORY自体がcTraderでのEA利用を認めていないため、裁量取引をするなら操作性が高くファンダメンタルズ分析も充実したcTraderの利用をおすすめします。
ゼロカット保証
AXIORYでは顧客が投資した金額以上の損失を被らないよう、ゼロカット補償を提示しています。口座の残高以上の損失が発生した場合は自動的に0にリセットされるため、追加証拠金(追証)は発生しません。
ゼロカットが発動するのは市場の流動性が想定以上に高まったときです。注文が集中しすぎるとポジションを決済できないせいで証拠金がマイナスになる恐れがあります。
国内FX業者であれば、マイナスになった分は追加証拠金(追証)を入金しなければなりませんが、AXIORYは追証を入金しなくても大丈夫です。追証の心配がないことから、ハイレバレッジを生かした大胆なトレードができます。
ゼロカットが実施された後、通常通り取引を継続できます。これはAXIORYを使う1番のメリットといっても過言ではありません。
両建て取引が可能
AXIORYでは同じ取引口座内で両建て取引ができます。両建て取引を活用するとロングポジションとショートポジションの必要証拠金が相殺されるため、証拠金の心配なく取引できます。
両建ては非常に便利な取引手法ですが、片方のポジションを決済したり強制ロスカットされたりすると両建てが解除され、残っているポジションの証拠金が必要となります。証拠金の余裕を持った状態で取引しましょう。
最大レバレッジは1,000倍
AXIORYのレバレッジは最大で1,000倍です。スタンダード口座やナノ口座、テラ口座の最大レバレッジは400倍となっています。実際に適用される最大レバレッジは有効証拠金の額によって異なります。
有効証拠金額 | マックス | スタンダード ナノ テラ |
---|---|---|
0~500,000円 | 1,000倍 | 400倍 |
500,001~15,000,000円 | 400倍 | 400倍 |
15,000,001~29,000,000円 | 300倍 | 300倍 |
29,000,001~43,000,000円 | 200倍 | 200倍 |
43,000,001~74,000,000円 | 100倍 | 100倍 |
74,000,001円以上 | 50倍 | 50倍 |
また、顧客は上記の有効証拠金額の範囲内で9種類のレバレッジ値を選択できます。
選択できるのは1倍、10倍、25倍、50倍、100倍、200倍、300倍、400倍、1,000倍です。自分のリスク許容度に応じてレバレッジを自由に選択できます。
複数の入金方法から選択できる
AXIORYでは複数の方法で入金できます。入金方法は以下のとおりです。
国内銀行送金 | クレジットカード デビットカード Apple Pay | |
---|---|---|
対応通貨 | JPY – – | JPY USD EUR |
入金手数料※ | 無料 | 無料 |
出金手数料※ | 無料 | 無料 |
口座反映 | 約30分 | 即時 |
入金最低額 | 1,100円 | 5,000円 |
出金最低額 | 1,100円 | 1,100円 |
※1回あたり20,000円以内の入出金には1,000円の手数料が発生します。
国内銀行送金には通常の方法とCurfex(カーフェックス)を利用した方法の2種類があります。
カーフェックスとはAXIORYなどで利用されている海外送金サービスのことで、日本の金融庁の認可も受けている入出金方法です。
国内の主要銀行は原則、カーフェックスの入出金に対応していますので、安全性や利便性の点で問題ないサービスです。実際に日本の金融庁が公開している資金移動業者登録一覧を確認すると、しっかりと明記されています。
Curfexを利用した国内銀行送金を行うにはmyAXIORYから紐づけたCurfexの会員登録になる必要があります。
入出金手数料の1,000円はAXIORYに支払われるもので、20,000円以上を入金する場合は無料となります。しかし、銀行や決済事業者の手数料は上記と別に顧客負担となりますので覚えておかなければなりません。これはどこの海外FX業者も同様です。
入金が最も早く口座に反映されるのはクレジットカードやデビットカード、Apple Payを利用する方法ですが、カードの入金額以上の出金に対応していません。そのため、取引による利益を出金する場合は国内送金など他の方法を選択しなければなりません。
困ったときは日本語サポートデスクが対応
AXIORYはカスタマーサービスの充実に力を注いでおり、日本語サポートがとても充実しています。日本語サポートデスクの対応時間は月曜から金曜までの9:00〜24:00です。チャットでの問い合わせにも対応しています。
チャット受付時間は月曜から金曜までの9:30~23:30となっています。応対するのはAIやチャットbotではなく、日本語対応が可能な日本人スタッフですので安心です。
対応時間外でもメールで問い合わせを送信することができますので、活用してもよいでしょう。
AXIORYの注意点
AXIORYはさまざまな点で利便性が高い業者であることがわかりました。しかし、利用するにあたっていくつかの注意点がありますので、確認しておきましょう。
常時設定されているボーナスがない
AXIORYは他のFX会社に比べてボーナスをあまり設定しないFX業者です。海外FX業者でよく見かけるのが口座開設ボーナスや入金ボーナスですが、AXIORYは常設のボーナスを設定していません。
確かに、ボーナスは利用者にとって大きな魅力となるものですが、同時に業者にとって利益を圧迫するものでもあります。AXIORYのように約定率が高くシステム面でも高く評価されている業者であれば、ボーナスよりも取引環境の改善に投資したほうが顧客の利益となるといえます。
ただ、全くボーナスを設定しないわけではありません。過去のキャンペーンを見ると、2024年1月2日~3月29日にかけて入金100%で最大35,000円が付与されるお年玉ボーナスを実施しています。
2023年11月29日にはマックス口座の開設記念として10ロット分の取引を達成した人を対象に最大100,000円のクレジットボーナスを付与するキャンペーンを実施しています。これからAXIORYで口座を開設するかたは、公式サイトで時折、ボーナス情報をチェックしたほうがよいでしょう。
ちなみに約定力の高さや裁量トレーダーから厚い信頼を置いている取引ツールcTraderを採用している海外FX業者はその性能の良さからボーナスキャンペーンを提供していない傾向にあります。
2万円未満の入金時に手数料がかかる
AXIORYでは20,000円未満の入金に対して1回あたり1,000円の手数料が発生します。
入金で手数料が発生すると聞くと、損をした気持ちになるかもしれません。しかし、入金額を20,000円以上に設定すれば手数料を支払う必要がなくなることを考えると、大きなデメリットではないといってもよいでしょう。
AXIORYは1番人気のスタンダード口座の場合、400倍のレバレッジをかけて1,000通貨(0.01ロット)から取引できます。
つまり1ドル=140円だった場合、0.01ロット最低必要証拠金は350円となります。デイトレードで証拠金維持率500%以上を目安とした場合、約0.5ロット取引するだけで必要証拠金は約20,000円となります。
AXIORYは1000倍レバレッジで取引できるマックス口座もありますがロスカットされないためにも1回あたり20,000円の入金は妥当でしょう。
マックス口座以外のレバレッジが低め
海外FX業者間で比較すると、AXIORYの最大レバレッジは平均的です。
ただ、国内FX業者のレバレッジが最大25倍であることを考えるとスタンダード口座などの最大レバレッジ400倍でも十分に高いといえます。1,000倍以上のハイレバレッジで取引したい方は、AXIORYのマックス口座を検討するとよいでしょう。
スワップフリー対応の口座がない
AXIORYでは5つのタイプの口座を開設できますが、いずれもスワップフリーの口座ではありません。いずれの口座を活用したときでも常にスワップについて考えなければならないため不便です。
プラスのスワップの時には全く問題ありませんが、マイナススワップで大きなポジションを抱えているときなどはスワップが大きな負担となります。マイナススワップの銘柄を長期間保有する際はスワップフリーの口座があるFX業者を選んだほうがよいでしょう。
bitwalletでの入出金に対応していない
AXIORYは海外FX業者で幅広く活用されているbitwalletの利用ができません。bitwalletは入出金手数料が安く、多数のクレジットカードに対応しているなどメリットが多いサービスですが、AXIORYでは利用できないので注意しましょう。
ちなみにAXIORYではbitwalletが使えなくなった代わりに新しい送金手段としてCurfexを導入しています。Curfexはbitwalletよりも手数料を抑えていることから、bitwalletが使いないからといってそこまで大きなデメリットではありません。
American ExpressやDiners Clubに対応していない
AXIORYはクレジットカードの入金方法としてクレジットカードの利用が可能です。利用できる国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBで他にはUnionPayや銀聯、Apple Payに対応しています。
しかし、5大ブランドの一角であるAmerican Express(アメックス)やDiners Clubには対応していません。これらのカードを普段から使っている方は、対応しているカードを新たに作るか、国内銀国送金など別な方法で入金しなければなりません。
AXIORYの口コミ
ここからはAXIORYを利用しているトレーダーの口コミを取り上げます。
ネット上での評価を見ると、概ね高く評価されていることがわかります。
ただ、ライトステージで口座を開設すると必要なタイミングで入金できないため要注意であることがわかります。ライトステージは住居確認書類とセルフィをオンライン上で提出するだけなので簡単です。
1度に12万円以上入金する場合はすみやかにフルステージにアップグレードしましょう。なお審査は1営業日以内に完了します。
まとめ
今回は海外FX業者のAXIORYの特徴や評判を紹介しました。AXIORYは高い約定率を誇るFX業者でデモ口座もあり、システム面で見てもかなり信用性が高いといえます。顧客資産の信託保全を行っていることもあり、安心できる業者ではないでしょうか。
ボーナスの少なさやレバレッジの低さ、bitwalletに対応していないという点での利便性の悪さなどがありますが、スプレッドの狭さや豊富な取引商品、約定率の高さといったメリットがデメリットを上回るのではないかと考えられます。
海外FX業者の候補の一つとして、積極的に検討してみてもよいのではないでしょうか。
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