TopFX(トップエフエックス)は取引コストが他の業者と比べてもかなり低い海外FX業者です。
海外で数々の賞を受賞するほど知名度が高いFX業者ですが、日本ではあまり知られてないかもしれません。
レバレッジが高く取引コストがかなり低いTopFXは、あらたに海外FX業者で取引する際の有力候補だといえます。なお、現在日本円口座はcTraderのみ対応しているため、MT4、MT5で検討している方はご注意下さい。
今回はTopFXの安全性や取引口座の種類、特徴、注意点についてわかりやすく解説します。
ぜひ、海外FX業者選びの参考にしてください。
TopFXはどんな海外FX事業者?
最初にTopFXがどのような事業者なのか整理します。
会社概要 | |
---|---|
運営会社 | TopFX Global Ltd |
設立年 | 2010年 |
住所 | Registered office address:CT House, Office 9A,Providence, Mahé, Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融サービス庁(FAS) ライセンス番号:SD037 |
顧客資産の管理 | 分別管理 |
取引ツール | cTrader、MT4 |
公式サイト | https://topfx.com.sc/jp |
TopFXは、2010年に設立された海外FX業者で、外国為替(FX)をはじめ、各種CFDを取り扱ってきました。
主な取扱商品はFX、株価指数CFD、貴金属CFD、エネルギーCFDなどで複数のTier1の業者と取引してそれらの資産の流動性を確保しています。
また、FX取引に関する数々の賞を受賞していることから考えても、優秀なFX会社であることがわかります。
TopFXは、アフリカにあるセーシェル共和国のマエ島にあるDeneo Partners (Seychelles) Ltdが所有している2階建ての商業ビルの一角に物理的な本社オフィスを構えています。
他にもセーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスを取得している海外FX業者は、XMTrading
や、TradersTrust 、FXGT など有名どころが挙げられます。セーシェル共和国はオフショア法人が認められているので、登記はセーシェル共和国にありつつ国外での事業(いわゆる、ペーパーカンパニー)を認めてますが、TopFXは登記住所に物理的な営業所を構えて事業しています。
いまでは日本国内でも珍しくない登記のみのペーパーカンパニーですが、登記住所に物理的なオフィスを構えるTopFXに好意的な印象を持つ方も多いです。
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TopFXの安全性
TopFXは一定の基準を満たしている安全性の高い海外FX業者です。セーシェル金融庁のライセンスを保有するFX業者で、国際的な金融ルールにのっとって取引を行っています。
ここではTopFXが保有しているセーシェル金融庁の金融ライセンスと顧客資産の分別管理について解説します。
セーシェル金融庁のライセンスを保有
金融ライセンスはFX業者の安全性を判断するうえで重要な指標となっていますが、TopFXが有するセーシェル金融庁(FSA)のライセンスはどのようなものなのでしょうか。
FSAのライセンスは、多くの海外FX業者が取得しているライセンスです。取得基準などは公開されていないため不明ですが、一定の基準を満たさなければ認可が下りないため、ある程度の信用性はあるといってよいでしょう。
分別管理で会社資産と顧客資産を分離
FSAの金融ライセンスを取得している業者は、セーシェルの法律により会社資産と顧客資産を別々に管理する分別管理を行う義務があります。
顧客資産は最高ランクに位置づけられるTier(ティア)-1の銀行に保管されるため、安全性が高いとみてよいでしょう。
TopFXの取引口座の種類
TopFX取引口座は全部で3つあります。
ゼロ口座 | プロ口座 | VIP口座 | |
---|---|---|---|
取引ツール | cTrader MT4 | cTrader MT4 | cTrader MT4 |
基本通貨 | JPY USD EUR GBP | JPY USD EUR GBP | JPY USD EUR GBP |
初回入金額 | 500ドル | 5,000ドル | 50,000ドル |
取扱銘柄 | FX 貴金属 エネルギー 仮想通貨 株価指数 株式 | FFX 貴金属 エネルギー 仮想通貨 株価指数 株式 | FX 貴金属 エネルギー 仮想通貨 株価指数 株式 |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
スプレッド | 狭い | もっとも狭い | 非常に狭い |
取引手数料 | – | 5.5ドル/往復 | – |
1ロットあたり | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
ロスカット | 30~35% | 30~35% | 30~35% |
ゼロカット | ○ | ○ | ○ |
TopFXの取引口座は、少額の取引をしやすいゼロ口座と手数料が必要な代わりにスプレッドが狭いプロ口座、大口顧客を想定したVIP口座の3つのタイプがあります。
取引ツールや取扱銘柄、レバレッジなどに違いはなく、スプレッドと取引手数料、入金額などが違っています。
このことをふまえて、TopFXの3つの口座の違いを詳しく見ていきましょう。
ゼロ口座
ゼロ口座は他の2つの口座に比べると初回入金額が少なく、初心者向けの口座とされています。プラットフォームとしてcTraderを選択すると、初回入金額の制限がなくなるため少ない資金でトレードを試すことができます。
それ以外の点についてはプロ口座とほぼ同じスペックで、最大1,000倍のレバレッジで取引可能であるため、少ない資金で取引に慣れたい人にも向いています。
プロ口座
プロ口座の特徴は最低スプレッドが0.0pipsであることです。標準的なスプレッドも0.2pipsにとどまるため、ゼロ口座よりも貼る階に狭いスプレッドで取引可能です。
その代わり手数料が必要ですが、1ロットあたり片道2.5ドル、往復5ドルと比較的低く、スプレッドが広い通貨を取引する際はゼロ口座よりも取引コストを低くすることができます。そのため、短時間で数多くの取引を繰り返すスキャルピングやデイトーレードを中心に取引している人に向いています。
VIP口座
VIP口座は最低入金額が50,000ドルからと高額なので大口トレーダー向けの口座です。スプレッドが狭く、取引手数料が無料というゼロ口座とプロ口座のいいところ取りをしている口座ですが、必要資金が多いというのがネックです。
大量取引をして多額の資金を動かすトレーダーに向いています。
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TopFXの特徴
TopFXは日本ではあまり知名度が高くない海外FX業者ですが、様々なメリットを持っています。
ここではTopFXの特徴として以下の点を取り上げます。
- 最大レバレッジが1,000倍
- プロ口座の最狭レバレッジは0.0pips
- 取引の実行速度が速い
- 商品ラインナップが豊富
- スキャルピング可能と明記
- EAや自動売買についても公認
- cTraderで取引できる
- cTraderを使ったコピートレードができ
- cTrader Automateという自動取引ができる
- cTraderのキャッシュバックがある
- ゼロカットがある
- 世界的な賞を多数受賞している
- 入出金手数料が無料で選択肢が多い
- 入金ボーナスがある
- デモ口座を利用できる
- 公式サイトで最新の市場動向をチェックできる
それぞれの特徴についてみてみましょう。
最大レバレッジが1,000倍
TopFXは口座の種類に関わらず最大レバレッジが1000倍です。国内FX業者のレバレッジが最大でも25倍までであることと比べると、比較にならないほど高いレバレッジで取引できます。
金融商品ごとの最大レバレッジは以下のとおりです。
最大レバレッジ | |
---|---|
為替通貨ペア | 1,000倍 |
株価指数CFD | 200倍 |
貴金属CFD | 200倍 |
エネルギーCFD | 100倍 |
株式CFD | 20倍 |
仮想通貨CFD | 10倍 |
FXの1,000倍だけではなく、株価指数や貴金属のレバレッジが200倍とかなり高めに設定されています。もともとボラティリティが高い仮想通貨のCFDを10倍のレバレッジで取引できるのも魅力です。
すべての口座でスプレッドが狭い
TopFXで最もスプレッドが狭いプロ口座の最狭スプレッドは0.0pipsです。公式サイトで紹介されているプロ口座の平均スプレッドは以下のとおりです。
プロ口座の平均スプレッド | |
---|---|
EURUSD | 0.11 pips |
GBPUSD | 0.32 pips |
USDJPY | 0.22 pips |
世界的に見て最も取引量が多いEURUSDの平均スプレッドはわずか0.11pipsであり、日本人にとってなじみ深いUSDJPYの平均スプレッドも0.22とかなり狭く設定されています。
なお、TopFXのゼロ口座、プロ口座、VIP口座の最小スプレッドと取引手数料は以下のとおりです。
ゼロ口座 | プロ口座 | VIP口座 | |
---|---|---|---|
最小スプレッド | 1.0 pips~ | 0.0 pips~ | 0.2 pips~ |
取引手数料 | 無料 | 5.5ドル/往復 | 無料 |
最小スプレッドで取引する場合、ゼロ口座のコストは1.0pips、プロ口座は0.5pips、VIP口座は0.2pipsとなります。
取引手数料は片道2.75ドル、往復5.5ドルとかなり低い設定であるため、取引回数が多く手数料がかさみがちなスキャルピングやデイトレードをする上でかなり有利に働きます。
取引の実行速度が速い
TopFXは取引スピードが速いFX業者です。公式サイトで紹介されている3つの通貨ペアの約定スピードは以下のとおりです。
約定スピード | |
---|---|
EURUSD | 0.00002324秒 |
GBPUSD | 0.00002481秒 |
USDJPY | 0.00001979秒 |
圧倒的といってもよいほど瞬間的に取引が成立していますが、その理由はTopFXのサーバーの信頼性が非常に高いからです。
TopFXは世界最大級の電子取引エコシステムを構築しているエクイニクスとパートナーシップを組んでいるため、瞬間的かつ安定的に取引が実行できます。そのため、TopFXのサーバは負荷に強く取引を成立する能力が高いのです。
商品ラインナップが豊富
TopFXで取り扱っている金融商品は以下のとおりです。
- 外国為替(FX)
- 株式CFD
- 株価指数CFD
- 仮想通貨CFD
- 金CFD
- 原油CFD
FXの取扱銘柄は60もあり、ドルやユーロ、英ポンド、豪ドルのようなメジャー通貨だけではなくポーランドズロチ(ズウォティ)やロシアルーブルなどのマイナー通貨も取り扱っています。取引の平均実行時間は20マイクロ秒(0.000020秒)であるため、スキャルピングのような拘束取引にも対応しています。
株式CFDでは米国株223銘柄、ユーロ圏240銘柄、アジア圏80銘柄、スイス・イギリス56銘柄の合計約600銘柄を取引できます。
株価指数CFDではアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ユーロ、日本の各市場の指数を取り扱っています。
仮想通貨CFDはビットコイン、リップル、イーサリアム、ライトコインと米ドル(ビットコインに限りユーロも)のペアの取引が可能です。
これらに加えて金や原油のCFDも取引可能であるため、世界で取引される主要な銘柄や指数のCFD取引を行うことができるのです。
スキャルピング可能と明記
公式サイトでスキャルピング可能と明記している点も高く評価できます。
スキャルピングは取引回数が他の取引手法に比べて多くなるため、FX会社のサーバに大きな負荷をかけます。FX会社の中にはスキャルピングのような短時間で集中して取引する手法を制限しているところも少なくありません。
しかし、エクイニクスをパートナーとしているTopFXの自社の処理速度に自信を持っているため、スキャルピングを公認しています。少ない値動きでも利益を上げられるスキャルピングを主な取引手法としている人にとって、TopFXは魅力的な業者であるといえます。
EAや自動売買についても公認
公認しているのはスキャルピングだけではなく、EAや自動売買についても公認しています。
EAはトレーダーにかわって取引を行ってくれる自動売買のプログラムのことで、EAなしで自動売買は成り立ちません。国内FX業者はサーバーにかかる負担や投資家が市場で直接できないDD方式を採用している点、金融商品取引法との兼ね合いなどを考慮し、EAによる自動売買を禁じています。
EAの使用は、裁量取引で陥りがちな感情的な取引を防ぐことができるというメリットがあります。TopFXではEAの使用を認めているため、初心者でも感情に流されず冷静な取引ができます。
cTraderで取引できる
TopFXではMT4やMT5よりも拘束取引ができるcTraderの使用が可能です。
cTraderはいた情報や経済指標カレンダーなどファンダメンタルズ分析に関する情報も提供してくれるためとても便利です。
cTraderのメリットは操作性に優れていることや板情報や各種インジケーターを使用できてテクニカル分析しやすいことにあります。使用できるインジケーターは70にも及ぶため、自分に合った方法でテクニカル分析ができます。グラフの表示方法もローソク足や移動平均線、折れ線など多彩です。
加えて、cTraderは過去7年間の稼働率が100%という実績を持っているため、安心して取引を継続することができるでしょう。
cTraderを使ったコピートレードができる
TopFXではcTraderを使ったコピートレードも可能です。コピートレードとは、優秀な成績をおさめているトレーダーの取引手法を真似して、同じようにトレードすることです。
すでに実績がある取引手法を取り入れるため、全く何も知らない状態で取引するよりも再現可能性が高まるため、取引に自信がない方やトレードに時間を取れない方におすすめです。
しかし、いかに利益を上げたプログラムであろうと、常に成功するわけではありません。コピートレードは必ず成功するわけではない点に留意しましょう。
cTrader Automateという自動取引ができる
TopFXでは、cTrader Automateという名前の自動取引が可能です。
一定の方向が明確なトレンド相場のときに効果を発揮しやすい「trend」や一定の範囲内で値動きが上下動するレンジ相場のときに効果を発揮しやすい「Range」など、相場の状況に応じてさまざまな戦略をとることができます。
使い方は非常に簡単で、ロボットあるいはインジケーターをロードして「再生」するだけです。もちろん、使用する前にバックテストを行って成果を予想することもできます。
cTraderのキャッシュバックがある
TopFXではMT4とcTraderのどちらも使用可能ですが、おすすめはcTraderです。なぜなら、cTraderで取引すると取引量に応じてキャッシュバックが得られるからです。
得られるキャッシュバック金額は取引口座によって異なります。
ゼロ口座 | プロ口座 | VIP口座 | |
---|---|---|---|
20万ドル取引あたり | 1ドル | 2ドル | |
500万ドル取引あたり | 25ドル | 50ドル |
ゼロ口座とプロ口座は20万ドル取引するごとに1ドルのキャッシュバックが得られますし、VIP口座は10万ドル取引するごとに1ドルのキャッシュバックが得られます。
取引高が増えるにしたがってキャッシュバックが増える仕組みであるため、VIP口座を利用するトレーダーにとってかなり有利な仕組みだといえるでしょう。
ゼロカットがある
TopFXも他の多くの海外FX業者と同じく、ゼロカットを採用しています。
FX取引を行っていると、予期しない形で相場が変動することがあります。
2024年の4月下旬、月初の1ドル151円台から一気に円安が進行して1ドル158円まで急落する場面がありました。しかし、その後は円高が進行して4月29日段階で1ドル156.3円まで円高方向に動きました。こういった値動きを示す際は、1日で3〜4円も為替が変動してしまうため、ポジションの取り方次第で証拠金をすべて失い、マイナスになってもおかしくありません。
国内FX業者の場合は国内法の関係でFX会社が顧客の本質を補てんできないことから、証拠金の不足分はトレーダーが負担して追加証拠金(追証)を入金しなければなりません。
一方、TopFXでは証拠金がマイナスになった場合はゼロになったとみなされ、マイナス分の追証を入金する必要がありません。TopFXで認められているゼロカットはトレーダーにとってかなり有利な仕組みだといえるでしょう。
世界的な賞を多数受賞している
TopFXは数々の世界的な賞を受賞しているFX会社です。
2017年から2023年までに限っても取引条件に関する賞やFXブローカーとしての賞、コピートレードに関する賞など数多くの賞を受賞しています。こうした賞を受賞できるのは、TopFXの取引システムや取引実績が優れているからにほかなりません。
入金方法が多様で入金手数料が無料
TopFXの特徴の一つに多様な入金方法があります。
主な入金方法は以下のとおりです。
- クレジットカード払い
- 国際銀行送金
- bitwallet
- STICPAY
- 仮想通貨
上記のどの入金方法を使用したとしても入金手数料は無料です。
クレジットカード入金で使用できるのは国際ブランドがVISAかMastercardのクレジットカードだけで、対応している通貨は米ドルです。国際ブランドがJCBやAmerican Express、Diners Clubの場合はクレジットカード払いのカードとして使用できないので注意しましょう。クレジットカードで入金する場合はTopFXのアカウント名と同じ名義のクレジットカードを使わなければなりませんので覚えておきましょう。
銀行口座を登録したうえで国際銀行送金を利用する方法もあります。国際銀行送金の場合、入金手数料は無料ですが送金手数料がかかる可能性が高いので事前に確認した方がよいでしょう。国際銀行送金でも、アカウント名と口座名を一致させなければなりません。
電子決済サービスであるbitwalletやSTICKPAYを利用して入金することも可能です。bitwalletとSTICKPAYは、どちらもオンラインウォレットで、世界各地に資金を送金することができます。ただし、国際銀行送金と同じく入金手数料は無料であるものの、bitwalletやSTICKPAYを利用する際の手数料は必要となるため注意しましょう。また、電子決済サービスを利用する場合であっても他の入金方法と同じくアカウント名と同じ名義での使用が必要です。
仮想通貨でも入金できますが、対応している仮想通貨は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、テザー(USDT)の4つのみです。ビットコインやイーサリアムは仮想通貨の中でも流動性が高いため、さまざまな決済に用いられています。仮想通貨初心者にとってもなじみ深い銘柄ですが、ライトコインも海外FXの入金通貨とよく見かけますが、あえてライトコインを選択するメリットは少ないでしょう。USDTは米ドルとリンクするように価格が設定された仮想通貨(ステーブルコイン)であるため、仮想通貨そのものの価格変動に左右されにくいというメリットがあります。仮想通貨の価格変動を考えずに使うのであれば、ステーブルコインであるUSDTがよいでしょう。
仮想通貨の入金であっても、他と同様にアカウント名とウォレット名が一致するように注意してください。
入金ボーナスがある
TopFXは入金ボーナスを設定しています。
ボーナスを適用されるタイミングは初回入金時と2回目の入金時のみで、3回目以降の入金時にはボーナスは付与されません。
入金額によって付与されるボーナス率は以下のとおりです。
入金額 | ボーナス付与率 | ボーナス額 |
---|---|---|
500ドルまで | 100% | 500ドル |
501~10,000ドル | 50% | (入金額-500)×50% |
10,001ドル以上 | 25% | (入金額-10,000)×25% |
具体的に計算してみましょう。
入金額 | 計算式 | 合計ボーナス額 | |
---|---|---|---|
5,000ドル | 100% | 500×100%=500ドル | 2,750ドル |
50% | (5,000-500)×50%=2.250ドル | ||
20,000ドル | 100% | 500×100%=500ドル | 7,750ドル |
50% | (9,500-500)×50%=4,750ドル | ||
25% | (20,000-10,000)×25%=2,500ドル |
ボーナスが3段階になっていることが理解できれば、計算はそれほど難しくありません。むしろ注意しなければならないのは、2回分までの入金しかボーナスの対象とならないことです。
そのかわり、ボーナスの上限が定められていないため初回と2回目に大きな金額を入金できれば、入金額に比例した大きな入金ボーナスが得られます。
トレードを始めたばかりの頃は小出しに入金して様子を見ることも少なくありませんが、ボーナスを狙うのであればある程度資金をしっかり集め、入金ボーナスを最大化したほうがよいでしょう。
デモ口座を利用できる
TopFXは実際に資金を入金して取引するリアル口座のほかに架空の資金で取引するデモ口座を作ることができます。
デモ口座ではTopFXの取引で有利なcTraderを利用することができます。デモ口座の利用に向いているのは、cTraderの取引に慣れていない人やFX取引の経験が少ない初心者のトレーダー、MT4とcTraderのどちらで取引するか迷っている人です。
レバレッジで大きな資金を動かすFXは、ちょっとした操作ミスで大きな損失を出すことがあります。リアル口座で取引する前にデモ口座でcTraderやMT4の取引に慣れていれば、操作ミスによる損失を防ぐことができるでしょう。
公式サイトで最新の市場動向をチェックできる
TopFXの公式サイトでは、トレーダーの取引スキル向上のための情報提供が行われています。
金融アナリストによる市場分析やトレード指南役によるウェビナーなどが開催されているため、日本ではなかなか得られない海外の情報に接する機会が与えられます。
取り扱っている情報はTopFXが扱っている全ての資産クラスに関するものだけではなく、経済全般に及びますので、取引の有無にかかわらず経済について学ぶ機会となるでしょう。
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TopFXの注意点
これまで見てきたとおり、TopFXはかなりメリットが多い海外FX業者です。
しかし、以下の点に注意が必要です。
- 口座開設ボーナスがない
- 入金ボーナス単体での出金ができない
- 公式サイトの日本語が不自然
- ロスカット水準が高め
- プラットフォームによって取引条件が異なる
それぞれの内容についてみていきましょう。
口座開設ボーナスがない
TopFXでは、口座を開設するだけで得られる口座開設ボーナスがありません。
これは、一見他のFX会社よりも条件が悪いように思えますが、必ずしもそうではありません。
口座開設ボーナスがなくても、上限なしの入金ボーナスが設定されているからです。
加えて、海外FXのボーナスは取得してもボーナス単体での出金ができないことが多いため、口座開設ボーナスであっても入金ボーナスであっても、証拠金としてしか使いみちがありません。
よって、口座開設ボーナスがないことは決定的なデメリットとはなりませんが、ノーリスクで資金を得るチャンスが少ないという点に注意が必要です。
入金ボーナス単体での出金ができない
TopFXの入金ボーナスは証拠金として利用できますが、ボーナス単体の出金はできません。
入金ボーナスは証拠金として取引に利用する以外に活用方法はありません。
しかし、入金ボーナスをもとにした取引で得た利益については入金ボーナスとは別とあつかわれるため出金可能です。
これは、他の海外FXの入金ボーナスも同様であるため、珍しい規定ではありません。
公式サイトの日本語が不自然
TopFXの日本語サポートは、正直なところかなり不安があります。
公式のXでは「日本人担当・日本語対応」と記載されていますが、公式サイトの日本語はかなり怪しいレベルですので、高いレベルの日本語対応は期待できないかもしれません。
日本語による十分なバックアップやサポートを希望するなら、他の海外FX業者を選んだほうがよいでしょう。
ロスカット水準が高め
TopFXは他の海外FX業者に比べるとロスカット水準が高めです。
プラットフォームによって異なりますが、証拠金が30〜35%になった段階でロスカットが発動します。
ロスカット水準が高いと、損失が出た際に相場が反転する前にロスカットが発動してしまうというデメリットがあります。
ぎりぎりまでポジションを維持したいのであれば、TopFXよりもロスカット水準が低い業者を選んだほうがよいでしょう。
プラットフォームによって取引条件が異なる
TopFXは、口座の種類による違いよりも使用するプラットフォームによる違いに注意しなければなりません。
cTrader | MT4 | |
ゼロ口座の最低入金額 | 0 | 500ドル |
ロスカット | 30% | 35% |
キャッシュバック | あり | なし |
両者を比較するとcTraderのほうが有利であるのは一目瞭然です。
これまでMT4を使ってきて、TopFXでも慣れているプラットフォームを使いたいといった理由がない限り、cTraderで取引したほうが有利です。
TopFXの口コミ
ここからはTopFXを利用している投資家や利用を検討している投資家のの口コミを取り上げます。
TopFXの入金ボーナスは他のFX会社に比べると計算の仕組みが複雑です。
ボーナスが適用される入金が初回と2回目に限られている点もわかりにくいのかもしれません。
しかし、入金額の上限がないため入金する金額によっては他の海外FX業者よりも大きなボーナスを手にいれられるかもしれません。
TopFXの入金ボーナスを活用するのであれば、十分な資金を用意してから口座を開設したほうがよいでしょう。
cTraderで取引したい人がTopFXでの取引に関心を持っていることもわかります。
cTraderを使うとMT4よりも良い条件で取引できるため、TopFXで取引するならcTraderを利用したほうがよいでしょう。
まとめ
今回は海外FX業者のTopFXをとりあげ、特徴や評判を紹介しました。
TopFXの日本での知名度は決して高いわけではありませんが、取引実行速度の速さや取引コストの安さ、有利な入金ボーナス設定、取扱銘柄の豊富さなどトレーダーにとってかなり利点の多いFX業者であることがわかりました。
しかし、公式サイトの日本語表記がわかりにくい点やロスカット水準が高いことなどに注意しなければなりません。
TopFXを利用する際は、他の海外FX業者と比較して自分が求めるニーズを達成できるか調べてからトレードするとよいでしょう。
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